余白が狭すぎる

ミックスジュース系オタクの独言

やっぱ「耳をすませば」ってサイコーだな!

かんてぃーろー♪このみーちー♪ずうとー♪ゆーけーばー♪

耳すま、最近金ローでもやってましたね!それを見たからこんなブログ書いてるんだけど。金ローはジブリに頼りすぎ!っていう批判よく見かけますが定期的にジブリに触れたい人間にとってはマジでありがてぇです。謝謝!

 

題名のように耳すまが何故サイコーかというと、まぁ皆さんと同じですわ。

エモいからです。

エモいとは、言葉で言い尽くせない様々な感情を揺さぶられることとして私は使ってます。義務教育の敗北じゃないです。じゃあ何故エモくなるのか?理由はまぁ皆さんと同じです。雫と天沢聖司(フルネーム以外で呼べない病気)の恋が、甘酸っぺえから!!!!!

以外にもあります。

 

まず初めは、舞台となる街が“良い”。

この“良い”には2つの意味があってですね、まず1つ目は単純に魅力的な街という所です。見晴らしのいい高台があったり、地球屋というステキなお店があったり。

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高層ビルが集まってる市街地の光を見下ろせる比較的閑静な住宅地ってなんかいいですよね。高低差がある街って好き。

この作品ってすごい青春のイメージがあって、青春って故郷と切って離せないものじゃないですか。この作品のテーマのひとつは「故郷」なんじゃないかなって思います。だから、高いところ(例えば学校の屋上とか、ラストシーンの高台とか)から街を見下ろすようなシーンが印象的なのかな、学生の頃ってそういう所から見える場所がだいたい自分の世界だし。でも、いつかその世界が狭くなって、自分を大きくするには足りなくなる。その世界で満足してちゃダメになる。だから世界を広げていく、そうして初めて故郷というもの、概念が自分の中で生まれると思うんです。

天沢聖司は自分の世界を広げていこうとしてるけど、雫は?今の大きさの世界で満足してていいの?どうする?そのきっかけのお話っていう側面も強いのか。世界を広げるって言うのはなにも新天地で頑張るとかだけじゃなくて、新しいことを始めるとかでも十分含まれると思うんです。雫は物語を書き上げたことで自分の世界を広げることが出来たのかな。

なんかめちゃ話それた。この街が“良い”理由を話してたんですけど…。物語に込められたメッセージとか考える予定無かったんですけど…。メッセージはあくまで私の考察ですからね!作ってる人も考察してもらいたくて作ってると思うし、どんなメッセージを受け取るかは個人で違ってていいと思います。まあ、気を取り直して2つ目の理由。は、私の故郷に似てるからなんですよね。めちゃ個人的!

私の故郷もコンクリートロード(笑)(天沢聖司風)なんですよ。トトロに出てくるような田んぼとかをコンクリートで埋めて出来たベッドタウンです。街が見おろせる丘的なところもあります。聖蹟桜ヶ丘も言っちゃえばそんな遠くはないです。だからすごい親近感を覚えて、見てて楽しかった。さっきは世界を広げるみたいな話をしましたが、故郷のことを全部知ってる訳じゃなくて、雫が地球屋を見つけたみたいに、新しい魅力を発見することも日々あります。映画を見てる間、気づけば故郷の街と重ね合わせてることが多々ありました。雫の住む街と全然違うタイプの故郷を持ってる人もなりがちだと思います。やっぱりこの作品の大きなテーマなんでしょうかね?

 

次に、2人の恋が真っ直ぐすぎる。

2人の恋模様が最高に甘酸っぱくて気恥ずかしくて魅力的なんです。全身を掻きむしりたくなるほどギュンギュンします。もはやキュンキュンではない。

なに なに?デュエット?したりなんかめちゃ楽しそうじゃん。こっちが恥ずかしくなるのが恥ずかしいですわ。本を借りまくる天沢聖司、約束もしてないのに早朝に家の前に来て心の中で呼びかける天沢聖司、変なベクトルに努力するパワーとか思い切りがあるな。とかとか、なんかもう赤面しながら突っ込みたいところが色々あるんだけど(モチのロンどのシーンも凄いいいなぁって思います)、その最高峰が最後のプロポーズですよね。みんなそうだよね。え?まだ正式に付き合ってるかもぼんやりなのに言うの?え?OKなの?ってなりますよね。

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余談ですが1番オキニのシーン。というか流れ。早朝自転車二人乗り。耳すまの胸きゅんシーン(?)って少女漫画的と言うより児童小説的だなぁって(私しかわからない感覚ですかね)。画像色々ばらばらですみません。

まあこのシーンはちょっと行き過ぎなところもあると思うんですけど、「若者は素直がいいで」っていうメッセージだと思います。ジブリってどの世代にも刺さる押し付けがましくないメッセージ性があるけど、耳すまは特に若い人に対してのメッセージが大きいと言うか強いんですよね。

プロポーズシーンからだいぶ遡って中盤辺り、猫に対して「私だって前はずっと素直で〜…」と愚痴るシーンがあり、その後天沢聖司のバイオリンを見て「魔法みたい!」と目を輝かせる雫。それに対し「お前よくそういう恥ずかしいこと平気で言えるよな」と顔を赤くする天沢聖司。でも嬉しそう。だし、雫も楽しそう。やっぱり恥ずかしがらず、気を張らず、強がらず素直であることは大切だと思います。特に若いころは。駆け引きとか、そういうのは大人になってからで十分です。まぁ恋に限らずね。

そう思うと、プロポーズシーンもそんなメッセージを強く(しすぎ?)表したところだと理解できます。多分その時天沢聖司は雫のことが結婚したいと思うほど好きで、雫もそうだった。ただ思ったことをそのまま口にしただけ。まだ出会ったばかりなのに、そんな未来の話なんて…そんな逡巡より先に、自分の気持ちに素直であることを是とした2人はいっそ清々しいというか。私はこのシーンあってこその耳すまだと大口を叩いときますね。

格言。「なんかヤングは素直が魅力」

 

最後に:名作はエンディングまで名作。

 

オワリ。